親子の交流拠点開設

 新たな住宅地の整備が進む川和町に12月1日、子育て親子の交流や情報収集の場となる『親と子のつどいの広場かわわ』がオープンしました。運営するのは「NPO法人りんぐりんく」(木村博子理事長)。「親子で遊んでゆっくりして、実家のようにくつろいでくださいね」と利用を呼びかけている。

 「親と子のつどいの広場」は横浜市の子育て支援事業の一環。市民団体やNPO法人などが市の補助を受けて、地域の子育て中の親子(主に0〜3歳児の未就学児と保護者)を対象にマンションの一室や商店街の空き店舗を利用して、親子の交流や子育て相談の実施などに取り組んでいます。

 同ひろばが区内で開設されるのは5施設目。同NPOとしては3施設目の開設となります。

 「川和町は戸建ての住宅も増え、これからはマンションの建設も進み、新しい住民の方が増えてくる。地元の町内会の方の協力もいただき、地域の方からも好意的に受け止めていただいている」と話すのは木村理事長。

 『親と子のつどいの広場かわわ』が開設したのは市営地下鉄川和町駅から徒歩3分、横浜上麻生線沿いのマンションの一室。周辺では今夏、大型ショッピング施設「ベルク」がオープンし、大型マンションの建設も進んでいます。

 施設の広さは約44平方メートル。おもちゃや絵本などが用意されており、子どもの安全を考慮して床はクッション性のある素材を使用している。2人のスタッフが常駐し、利用する親子の交流や情報交換の支援、子育てに関する相談などに取り組むという。

 長年子育て支援に取り組んでいる川和地区主任児童委員である木村理事長は「最近のお母さんたちの世代はインターネットで子育てに関する情報を調べる技術は高い。一方で人とのコミュニケ―ション機会が少ない。それを不安に感じている人もいて、こうした交流の場を探している人も多い。子どもは一人では育たない。地元の人と一緒に皆で育てていく場になるといい」と話していました。

開館時間:月曜から金曜 9時半~15時半

(第2金曜日•祝祭日はお休み)

住  所:横浜市都筑区川和町1214アミューズハウス203号

電   話:045-500-9933

料   金:登録料1組100円利用料1組100円

パスポート500円(1か月)

検温•消毒・手洗いにご協力のほどよろしくお願いします。

水分補給はできますが、広場内での飲食はできません。

ご理解ご協力をよろしくお願いします。

木村理事長(左)とスタッフ